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家で愉しむリラックスタイム ドリップ珈琲編

家で愉しむリラックスタイム
ドリップ珈琲編


リモートワークが多くなってきて、家で過ごす時間も長くなると、ちょっとした大人のチャレンジをしたくなりますね。
この記事では、そんな時にぴったりな「自分で淹れるドリップコーヒー」を紹介します。

コーヒーを淹れる方法と道具

コーヒーメーカーで入れるのがお手軽だと思いますが、今回はこだわって、手で淹れられる方法、「ペーパードリップ」と「フレンチプレス」の道具を見てみます。

ペーパードリップ

最も一般的な、コーヒードリッパーに紙のフィルターをセットしてコーヒーを抽出する方法です。ペーパーフィルターがコーヒーの油分や雑味を取ってくれるのでスッキリした味わいになります。
コーヒードリッパーのメーカーとしては「メリタ(Melitta)」「カリタ(Kalita)」「ハリオ(HARIO)」「コーノ(Kono)」、などが有名です。

それぞれのメーカーの推奨の淹れ方があるのでまずはそれを守って淹れてみて、あとでアレンジしてみれば良いと思います。

メリタ:

ドリッパーの穴が一つなので抽出速度の調節をする必要がなく、蒸らしたあと「飲む量を一回で注ぐ」のが推奨のやり方です。
何度も継ぎ足す必要が無いので、いつでも安定した味で抽出できるというのが売りです。
一つ穴でゆっくり抽出するので一杯あたりのコーヒー豆の量は6-8gと少なめです。
どっしりとした腰のある味わいになるのでサードウェーブなどの今どきの珈琲とは異なる昔ながらの珈琲という感じです。

カリタ:

日本の会社カリタのドリッパーは3つ穴で抽出速度の速いタイプです。抽出速度が速いので軽めの味に仕上がります。
抽出は蒸らしの後、複数回に分けてお湯を注ぎます。抽出速度が速いので一気に注ぐと薄くなりすぎます。
一杯あたりのコーヒー豆の量も10g程度と多めに見ておきましょう。

ハリオ(HARIO)

メリタ・カリタが台形のペーパーフィルターなのに対し、HARIOは円錐形を使います。
円錐形のペーパーとドリッパーの溝の形状により抽出時にコーヒーがしっかり膨らみます。
一つ穴で抽出速度が速いのでお湯の注ぎ方で味の変化を出しやすいという玄人好みの特徴を持っています。
日本のメーカーなのですが、サードウェーブブームに乗って世界中で愛用されるようになったV60というドリッパーが有名です。
一杯あたりの豆の量は12g程度と多めになります。

コーノ(KONO)

根強い人気の日本の老舗ブランドです。ハリオと同じ円錐形で、最初に細く細くお湯を注ぎながら徐々に太く注ぐ抽出方法になります。(点滴ドリップ)
安定した味を出すのは難しそうですが、コーノが一番美味しいというファンが一定数います。
一杯あたりの豆の量は12g程度と多めになります。

フレンチプレス

紅茶を入れるときのような「フレンチプレス」と呼ばれる容器で淹れるやり方です。
ペーパーのように油分などを吸い取ってくれるものが無いのでコーヒー豆の味がストレートに出てきます。名前の通りフランス発祥の淹れ方です。

ドリップポット

せっかくのペーパードリップも、やかんでドバドバお湯を注いでは意味がありません。お湯を細く一定の速度で注げる「ドリップポット」を準備しましょう。
コーヒーを淹れる適温は90度程度なので、別で沸かしたお湯をポットに注いで数十秒待つとちょうどよい温度になります。
火にかけられるタイプのポットを使う場合は、温度が上がりすぎないように気をつけましょう。

コーヒーミル

コーヒーは挽いて粉にしてしまうと劣化が早くなるので、淹れる直前に挽いたほうが断然美味しいコーヒーになります。コーヒーミルの最近のトレンドはセラミック刃ですね。

コーヒー豆の種類、焙煎、挽き方

コーヒーの味を決めるのは「豆の種類」、「焙煎」、「挽き方」です。

代表的な豆の種類と味の概要

豆の種類はかなり多いのですが大雑把に分けると以下のようになります。

ブラジル

味のバランスが良くて日本での流通も一番多いのがブラジル産の豆です。
最初に豆からコーヒーを淹れるならまずブラジルを選んでおけば間違いないでしょう。

ブルーマウンテン

高級志向の人がマイルドでバランスの良い美味しいコーヒーとして一番に挙げるのはブルーマウンテンでしょう。
品質管理が厳しくて流通量が少ないので価格が高くなってしまうのですが味には定評があります。

キリマンジャロ

シアトル系コーヒーの進出以来、あまり聞かなくなった「酸味」や「フルーティ」という言葉ですが、キリマンジャロは酸味・フルーティ系のコーヒーの代表です。

マンデリン

苦味が好きな人はマンデリンを深煎りで試してみると良いでしょう。さらに、甘いおやつを用意しておけば幸せになれます。

スペシャルティコーヒー

産地、豆の品質、流通など全てにこだわったコーヒーです。(明確な定義はありません)
サードウェーブコーヒーで有名になりましたが、少し浅めの焙煎で豆の味を活かした淹れ方をしたりします。
スイーツと一緒に飲むのではなく、コーヒー自身の美味しさを味わうようなコーヒーになります。

焙煎の種類

焙煎(ロースト)をどれくらい深くするかでコーヒーの苦味が変わってきます。浅煎りは酸味が強くなり、深煎りは苦味が強くなります。
浅い順に呼び方は以下の通り
コーヒー豆の焙煎度合い

苦味のある豆は苦味を活かしたフルシティローストやフレンチローストで、 酸味のある豆はミディアムローストやハイローストを選ぶのが定番です。

特に、ミディアムローストはサードウェーブコーヒーなどのスペシャルティコーヒーの風味を活かす浅煎りになります。

挽き方

均一の大きさに挽くのが大事です。なので「カッター」で切る電動のものより、「歯車」で挽くタイプのもののほうが綺麗に挽けます。
細かく挽けば苦く、粗く挽けばスッキリとした味わいになるので、中細あたりから始めて好みの挽き方を見つけましょう。

焙煎度合いが浅いと豆がお湯に沈みやすく、珈琲成分が溶けだしにくくなるため、「細めに挽く」「高温で抽出(93度)」で行い
焙煎度合いが深い場合は、逆に苦味が出やすいので「粗めに挽く」「低温で抽出(85度)」というのがセオリーです。

コーヒー豆の入手方法

コーヒーは挽いて粉にすると劣化が早くなってしまうので、豆のまま入手して家で粉に挽くのが良いでしょう。
家の近所に自分で焙煎もやっている珈琲店があるならそこで入手するのが鮮度も焙煎度合いも選べるのでベストですが、 近所にそのようなコーヒー屋さんがない場合は、通販を選びましょう。

ちなみに、外資系チェーン店の場合、豆の焙煎が海外で行われて日本に持ってきている場合もあり、品質が悪い場合もあるので気をつけたほうが良いです。
大量のエラー豆

コーヒー豆通販おすすめ: ドイコーヒー

例えば、ドイコーヒーは、焙煎の仕方を選べますし、「ハンドピック」を行っています。

ハンドピックとは?

コーヒーは農作物である以上、どうしても不良豆ができます。この不良豆が、雑味の原因となります。ですので、私共、土居珈琲では会員さまにお送りする前にハンドピックという手作業によって、この不良豆を取り除いています。

一度、ドイコーヒーのサイトを見てもらえればと思いますが、コーヒーへのこだわりが良くわかります。

>>> <<<


スペシャルティコーヒーを試したいなら

流行りに乗っかってスペシャルティコーヒーを淹れてみたいけど、近所で売ってないですよね。。
ということで、見つけました。スペシャルティコーヒーの通販。

>> 自家焙煎スペシャルティコーヒー専門店 ロクメイコーヒー <<

飲み比べできる3種類セットもあるのが良いですね。

ちょっと気になる。毎月勝手に届くコーヒーセット

毎月勝手に届くって言うのがサプライズ感があって良いなと思うのが、極上コーヒーセレクション

好き嫌いや、「いつもの」が決まっている人には向かないですが、いろいろ試して自分の好みを探している人にはぴったりです。(もちろん途中解約も自由です)


淹れてみました

今回の私のコーヒーセットはこんな感じで、「メリタ(Melitta)」のコーヒードリッパーと無名のコーヒーポット(色がお気に入り)です。
メリタのコーヒードリッパー
豆は「やなか珈琲」の「ブラジル: フローレスタ」で「フルシティーロースト」にしました。やっぱり最初はブラジルからですね。
ブラジルのフルシティーロースト

粉をドリッパーにセットして。熱湯をコーヒーポットに入れて数十秒待って適温にします。
ドリップ準備
少量のお湯で豆を蒸らします。
蒸らし
メリタの場合、蒸らしが終わったら、作る分量を一回で注ぎ、お湯が落ちきるまで待つという方法が推奨されています。
抽出
できあがり! コーヒーの香りが部屋中に広がります。
美味しい珈琲の出来上がり

煎りたての挽きたてなので香りが抜群です!スイーツが食べたくなりました。

楽天コーヒー豆ランキング(参考)

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